ミズタマハゼ、エンゼルフィッシュ、ウズマキヤッコ。立ち上げのあとに足した、この3種です。理由は、いっしょに飼う(混泳)ことが、うまくできなかったからです。
この記事では、わたしの水槽で起きたことと、「なぜ、あとから入れた魚は不利なのか」を調べて分かったこと、同じ失敗をしないための考え方を書きます。
- わたしの水槽で、あとから入れた魚に何が起きたか
- 先にいた魚と、あとから来た魚の、力関係の考え方
- 気の強い魚として知られる、ルリスズメダイのこと
- 魚を足す前にできる、5つの工夫と、買う前のチェックリスト
- 混泳(こんえい)
- ちがう種類の魚を、1つの水槽でいっしょに飼うことです。
- 縄張り(なわばり)
- 魚が「ここは自分の場所」と決めて、ほかの魚を追いはらうことです。海水魚は、これが強い魚が多いです。
- 隔離(かくり)
- けんかをしている魚や、新しく入れた魚を、一時的に別の場所へ分けることです。
1. わたしの水槽で起きたこと
わたしの水槽には、立ち上げのときに入れた魚(クマノミとルリスズメダイ)がいます。この魚は、1匹も死んでいません。
そのあとで、わたしは魚を足しました。足した魚のうち、次の3種を死なせています。
| 死なせた魚 | わたしが見ていたこと |
|---|---|
| ミズタマハゼ | エサを食べきれないくらい、おびえているように感じました。 |
| エンゼルフィッシュ | 水槽を見ていても、見かけなくなりました。 |
| ウズマキヤッコ | 水槽を見ていても、見かけなくなりました。 |
3種とも、あとから水槽に入れた魚です。大きな原因は、うまく混泳できなかったことです。
魚は、いつの間にか、水槽を見ていても見かけなくなりました。
わたしは、縄張りの強いルリスズメダイか、クマノミが、追いかけまわしたのだと思っています。ただ、追いかけているところを確かめたわけではありません。
2. 「大きめの魚」を選んでも、だめでした
わたしは、あとから入れる魚を、できるだけ大きめのサイズで選びました。小さい魚より、大きい魚のほうが、追いかけられても負けにくいと考えたからです。
それでも、混泳はできませんでした。
つまり、サイズだけでは決まらない、ということです。次の章で、何が関係するのかを、調べたことと合わせて書きます。
3. なぜ、あとから入れた魚は不利になりやすいのか
先にいた魚が、あとから来た魚を追いはらう
海水魚は、水槽の中に縄張りをつくります。専門店のトロピカは、「先に水槽にいた魚が、後から入ってきた魚を排除しようとする」と説明しています。反対に、気が強い種類や体の大きい種類は、あとから入っても縄張りをつくれるそうです。
そのため、一般にはおとなしい魚から先に入れて、気の強い魚はあとから入れるのがよいと言われています(トロピカ)。
わたしの水槽は、この順番の逆でした
わたしの水槽では、立ち上げのときに、クマノミとルリスズメダイを入れました。この2種は、どちらも気が強いと言われる魚です。そこに、あとから、ミズタマハゼなどを足しました。
トロピカは、気が強い魚の例として、スズメダイ・クマノミ・ヤッコの仲間をあげ、「ハゼ」のなかまは性格が弱い魚の例としてあげています。気の強い魚が先にいる水槽に、あとから別の魚を足したので、おすすめされる順番とは逆になっていました。
ルリスズメダイは、とくに縄張りが強い魚です
東京アクアガーデンは、ルリスズメダイを「スズメダイの中でも縄張り意識がかなり強い」魚としています。同じ種類や、近い種類、見た目が似た魚には、とくに攻撃的になると書いています。
東京アクアガーデンの解説では、「混泳は避けたほうがよい」とも案内されています。混ぜるなら、ルリスズメダイより体が大きい魚(ヤッコ類やハギ類)がいる水槽がすすめられています。60cm以上の大きな水槽がおすすめです。売られているときは2〜3cmですが、大きくなると8cmほどになります。
| 調べて分かったこと | 出典 |
|---|---|
| 先にいた魚は、あとから来た魚を追いはらおうとする | トロピカ |
| おとなしい魚から先、気の強い魚は後が基本 | トロピカ |
| ルリスズメダイは縄張り意識がかなり強い。混泳は避けたほうがよい | 東京アクアガーデン |
| 複数の種類を家庭で混ぜるなら、最低60cm、できれば90cm以上が望ましい | 海水魚ラボ |
| 「こうすれば100%安全」という組み合わせは無い | 海水魚ラボ |
※ 2026年10月に確認した、お店や飼育情報サイトの解説です。魚の性格は一匹ずつちがうので、「必ずそうなる」という意味ではありません。
4. 「見かけなくなった」ときに、考えておきたいこと
わたしの水槽では、魚が、いつの間にか見えなくなりました。死んだ本当の原因は、わたしには分かりません。
ミズタマハゼについては、エサを食べきれないほど、おびえているように感じました。これも、わたしの感想です。
この経験から、わたしが大事だと思ったことは、次の2つです。
- 新しい魚が、エサを食べているかを見る追われている魚は、エサを食べる余裕がなくなっているかもしれません。これは、わたしの考えです。
- 「見かけなくなった」を、そのままにしない隠れているだけなのか、追われているのかを、早めに気にして見るほうがよかったと思っています。
5. あとから魚を足すときの、5つの工夫
ここからは、調べて分かった方法です。効果は、水槽や魚の組み合わせで変わります。
気の強い魚は、あとから入れるのが基本とされています(トロピカ)。魚を入れる順番は、買う前に決めておきます。
専門サイトのReefBuildersは、新しい魚を入れる直前に、岩の並べ方を変える方法を紹介しています。先にいた魚の縄張りがなくなるので、守る場所が分からなくなるそうです。
水槽に浮かべる「隔離ケース」に新入りを入れて、先にいる魚と顔を合わせる方法があります(海水魚ラボ)。長い間は向かないので、ケースの中のよごれは、こまめに取ります。
トロピカは、ライブロック(海の岩)を多めに入れて、水槽の約5分の1以上を占めるように置くことをすすめています。ライブロックについては、ライブロックの選び方の記事にまとめました。
ReefBuildersは、攻撃がやまないときは、追われる魚か、追う魚のどちらかを、別の水槽へ移す心構えが必要だと書いています。そのため、買う前に「別の入れ物を用意できるか」も考えておきます。
6. 魚を足す前の、チェックリスト
- いま水槽にいる魚の性格を調べるとくに、クマノミ・スズメダイの仲間は、縄張りが強い魚として知られています。
- 足したい魚の性格も調べるおくびょうな魚は、追いかけられやすいと考えておきます。
- 水槽の大きさに、数が合っているか確かめる狭い水槽では、ライバルがいつも見えて、争いが激しくなります(海水魚ラボ)。
- 隠れ場所があるか確かめる岩の陰など、逃げこめる場所を用意します。
- 入れたあとは、数日は毎日よく見る追われていないか、エサを食べているかを確かめます。
- 別の入れ物を用意しておくうまくいかなかったときに、魚を分けられるようにします。
まとめ:混泳に失敗して、わたしが考えていること
| # | ポイント |
|---|---|
| 1 | あとから入れた3種(ミズタマハゼ・エンゼルフィッシュ・ウズマキヤッコ)を、混泳の失敗で死なせた |
| 2 | 大きめのサイズを選んでも、混泳はできなかった |
| 3 | 先にいる魚が、あとから来た魚を追いはらおうとする。気の強い魚は、あとから入れるのが基本 |
| 4 | 買いたい魚は、極力、最初から入れる。足すなら、足す前に工夫する |
| 5 | 入れたあとは、エサを食べているかを毎日見る |
「買いたい魚は、極力、最初から入れる」は、わたしの経験からの考えです。絶対のルールではありません。
サンゴを死なせた話は、サンゴを死なせた話の記事にまとめました。
よくある質問
魚は、あとから足してもいいですか?
足すことはできます。ただ、わたしは、あとから足した魚を3種、死なせました。足すなら、この記事の5つの工夫と、チェックリストを試してから決めてください。
大きい魚を選べば、追いかけられませんか?
わたしは、大きめの魚を選びましたが、混泳できませんでした。サイズのほかに、魚の性格・入れる順番・水槽の大きさ・隠れ場所が関係すると、解説されています。
ルリスズメダイは、ほかの魚と混泳できますか?
東京アクアガーデンは「混泳は避けたほうがよい」としています。混ぜる場合は、ルリスズメダイより大きい魚がいる、60cm以上の水槽がすすめられています。
魚が追いかけられていたら、どうすればいいですか?
攻撃がやまないときは、追われる魚か、追う魚のどちらかを、別の水槽へ移す方法があります(ReefBuilders)。隔離ケースや、水槽を分ける仕切り板を使う方法もあります(海水魚ラボ)。
最初に飼う魚は、何を選べばいいですか?
わたしが選んだ考え方は、最初に飼う魚3種の記事に書きました。
魚は、水ができてから入れます。顔ぶれは、最初に決めておくと、迷いにくくなります。
このページは、わかったことが増えたら書き直します。


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