海水水槽は、立ち上げてすぐには魚を飼えません。まず水をつくって、そのあとに魚を入れます。わたしも、ライブロックをいちばん最初に入れて、水が落ち着いてから魚を入れました。
ただ、何日目に何をしたかの記録は、残っていません。この記事では、わたしがやった順番と、調べた情報をもとに、最初の30日の流れを週ごとにまとめます。
- 最初の30日の流れ(準備・1週目・2〜3週目・4週目)
- それぞれの時期にやること・やらないこと
- 30日で魚を入れられないことがある理由
- 魚を入れる日の決め方
1. 先に知っておきたいこと:「30日」は目安です
この記事のタイトルは「最初の30日」ですが、30日で魚を入れられるとは限りません。調べた情報では、水ができるまでの目安は、2〜3週間から、4〜8週間まで幅がありました(くわしくは水づくりの記事に書いています)。
そのため、この記事の30日は、「日数で魚を入れる日を決める」ためのものではありません。最初の1か月に、どんな順番で何をするのかをつかむための、流れの目安です。
わたしは、立ち上げで何日待ったかを覚えていません。日ごとの記録も残していません。この記事の日数は、調べた一般的な目安です。「わたしは◯日目に魚を入れた」とは書けないので、ご注意ください。
2. 最初の30日の流れ
| 時期 | やること | 魚 |
|---|---|---|
| 始める前 | 道具をそろえる。検査キットも買う。水槽を置く場所を決める | 入れない |
| 1日目 | 水漏れを確かめる。人工海水をつくって入れる。砂とライブロックを入れる | 入れない |
| 1週目 | 機械を動かし続ける。水温と比重を見る。検査キットで数字を測り始める | 入れない |
| 2〜3週目 | 数字を測って記録する。アンモニア・亜硝酸の変化を見る | 入れない |
| 4週目〜 | アンモニアと亜硝酸が0になったか確かめる。0なら、魚を入れる準備 | 数字が整ってから |
※ 調べた目安を、わかりやすく並べた表です。水槽の大きさや、水温、ライブロックの量で、日数は変わります。
3. 始める前:道具と、検査キットをそろえる
立ち上げの前に、必要な道具を買います。いくらかかるかは、初期費用の記事に9項目でまとめています。
ここで忘れやすいのが、検査キットです。魚を入れてよいかを決めるのは、日数ではなく、検査キットの数字です。立ち上げの前に、そろえておきます。
わたしが使っているのは、レッドシーの検査キットです。アンモニアと、亜硝酸・硝酸塩の2つで、約7,400円です(2026年10月に調べた参考価格。わたしが払った金額ではありません)。
4. 1日目:海水を入れて、ライブロックを入れる
- 水漏れがないか、確かめる海水を入れる前に、水槽に水を入れて、水が漏れないか、機械が動くかを確かめます。
- 人工海水をつくって、水槽に入れる水温と、塩分の濃さ(比重)を合わせます。わたしはいま、水温25.0℃、比重1.024で管理しています。
- 砂とライブロックを入れるわたしは、ライブロックをいちばん最初に入れました。ショップで買った、生きた状態のライブロックです。水に入れる前の処理は、していません。
ライブロックの選び方は、ライブロックの選び方と準備の記事に書いています。
5. 1週目:魚を入れず、水を回し続ける
1週目は、見ているだけの期間です。魚はまだ入れません。
機械が止まっていないか、水温が変わっていないかを見ます。水槽の水があふれたり、減ったりしていないかも確かめます。
検査キットで、アンモニアなどを測って、日付と数字をメモします。この記録が、あとで「いつ魚を入れるか」を決める材料になります。
6. 2〜3週目:数字が動く時期
水の中で、菌が少しずつ増えていく時期です。一般には、先にアンモニアの数字が上がり、そのあと亜硝酸が上がって、どちらも下がっていくと言われています。
この時期にやることは、測って、記録して、待つことです。数字が上がっても、あわてなくて大丈夫です。水づくりの途中の動きだと考えられています。
アンモニアや亜硝酸が残っている水に魚を入れると、毒の中で泳ぐことになります。「見た目がきれいだから」「もう2週間たったから」では、決めないでください。
コケが出てきたときは、照明の時間を6〜8時間にするとよいと言われています(調べた目安)。わたしはいま、LEDを1日8時間つけています。
7. 4週目:魚を入れてよいか、数字で決める
4週目ごろから、魚を入れてよいかを確かめます。見るのは、次の数字です。
| 測るもの | 魚を入れてよい目安 |
|---|---|
| アンモニア | 0(検出されない) |
| 亜硝酸 | 0(検出されない) |
| 硝酸塩 | 出てきている。ただし高すぎないこと |
この数字がそろっていなければ、魚は入れずに、もう少し待ちます。調べた情報では、4〜8週間かかる場合もありました。30日で終わらなくても、失敗ではありません。
魚を入れるときの注意
- 入れる魚を、先に決めておく。わたしは、あとから足した魚を、混泳の失敗で死なせました
- 数を欲張らない。水槽の大きさに合わせます
- 水合わせをする。お店の水と水槽の水の違いを、少しずつなじませます
最初に飼う魚の選び方は、最初に飼う魚の記事にまとめています。わたしが立ち上げで入れたのは、クマノミとルリスズメダイで、この魚は1匹も死んでいません。
8. 魚を入れたあとも、少しのあいだは見守る
魚を入れたら、終わりではありません。入れたあとの数日は、次のことを見ます。
- 魚が元気か、えさを食べているか
- 魚どうしで、追いかけ合っていないか
- 検査キットの数字が、また上がっていないか
水槽に魚が入ると、水の中の汚れが増えます。菌がその量に追いつくまで、数字が動くことがあります。気になったら、検査キットで確かめます。
毎週のお世話については、毎週のお世話の記事にまとめています。
まとめ:最初の30日
| # | ポイント |
|---|---|
| 1 | 最初の1か月は、魚を入れず、水をつくる期間 |
| 2 | わたしは、ライブロックを最初に入れ、水が落ち着いてから魚を入れた |
| 3 | わたしは日数の記録が残っていない。この記事の日数は調べた目安 |
| 4 | 始める前に、検査キットをそろえる |
| 5 | 魚を入れる日は、日数ではなく、アンモニアと亜硝酸が0かどうかで決める |
| 6 | 30日で終わらなくても、失敗ではない |
よくある質問
最初の30日で、魚を入れてもいいですか?
日数だけでは決められません。検査キットで、アンモニアと亜硝酸が0になっているかを確かめてください。調べた情報では、2〜3週間から8週間までと、幅がありました。
最初の30日で、水換えはしますか?
硝酸塩が高くなったときは、水換えで下げると言われています。やり方や回数は水槽で変わるので、ここでは決めません。
最初の1か月は、毎日何分くらい世話をしますか?
わたしは、立ち上げのころの世話の時間を記録していません。ちなみに、いまの水槽の手入れは、休日60分だけです。立ち上げの時期は、機械の動きと水温を毎日見て、数字を測って記録することが中心になります。
最初の30日のあいだ、照明はつけておくのですか?
つけますが、コケが出たら、照明の時間を6〜8時間にするとよいと言われています。わたしはいま、1日8時間つけています。
最初の30日でかかるお金は、どれくらいですか?
道具そろえの費用は、初期費用の記事にまとめています。わたしの立ち上げ当初の費用は、187,000円でした。検査キットは、そのほかに約7,400円(参考価格)かかります。
水づくり、魚選び、毎週のお世話を、それぞれ別の記事にまとめています。
このページは、わかったことが増えたら書き直します。


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